鹿児島県歯科医師会立鹿児島歯科学院専門学校の卒業式が3月10日、鹿児島市照国町の同校で行われました。歯科衛生士科と歯科技工士科の計52人がそれぞれ3年と2年の課程を修了し、九州初の男性歯科衛生士を目指す熊本県人吉市出身の秋山陽平さん(32)も学びやを巣立ちました。3月4日に国家試験を受け、3月28日の合格発表を待っています。
秋山さんは、高齢化が進む中、介護などの分野で歯科衛生士のニーズが高まっていることに魅力を感じているといいます。「介護の現場では力がいる。体力のある男性だからこそ可能性が広がる」と将来に夢をはせています。