アフガニスタン東部カピサ州で6月9日、駐留仏軍部隊を狙った自爆テロがあり、仏軍兵士4人が死亡、5人が負傷しました。旧支配勢力タリバンの報道官が犯行を認めました。
犯人は男で、全身を覆い隠すイスラム教徒の女性衣装「ブルカ」を着て、同州内の市場に展開していた仏軍兵士に近づき自爆した模様です。同州では国際治安支援部隊(ISAF)からの治安権限移譲プロセスの第3段階として、5月からアフガン側への権限移譲が始まったばかりだったのですが。
治安維持への懸念は、当然高まるでしょう。
フランスはISAFで5番目に多い3300人規模を派兵しています。オランド仏大統領は、戦闘部隊を年内に撤退させる方針です。